中年夫婦、コロナで絶縁危機か?
今年の始め。こんなこともあったねぇ。。。
今日はダンナの誕生日である。
48の年男だ。
さて。
急に思い立ち、初めてのラブレターを書く。
初めて?
だったかな???
らぶれたー?????
と、いう名の絶縁状とも言えるか。あはは。
この数年。ちょっと思うことが積み重なってきた。
コロナ前からお互い、好き勝手をしつくしている中年夫婦であるが、唯一、共通の楽しみが居酒屋通いだった。
不思議なもんで、カウンターに並んで同じものをつついてると、けっこう正直な話も出来たりして。
基本、二人ともふざけた性格してるから、くだらないことで爆笑したりして、夫婦のコミュニケーションの場だったんだぁ。
最近、ようやっと最寄り駅にある超絶お客さんのいない、いきつけの居酒屋と、早い時間に行けそうな時だけ大好きなお寿司屋さんに行くようになったけど、それでも昔に比べたら、頻度は5分の一くらいになったかなぁ。
もともと、趣味嗜好が他は全く合わないので、好きにしてくれてれば良かったんだけど、やっぱりコロナのせいで、お互いの距離が変なところで縮まってしまった。
自宅にいることが増えるということは、当然、食事をともにすることが増えるわけだけど、その時間もやることは別々。
ワタシはすっかり動画しか見なくなって。ダンナはテレビを見てるから、正直お互い邪魔でしょうがない。
だから、家で接触するのなんて、ご飯食べてちょっとだけダンナがテレビ見てる40分くらいね。
こないだスマホを一緒に買いに行った時も、行きも帰りも車の中でほとんど会話らしい会話もなかった。
仲が悪いわけではないのだが、な~んとなく、イライラしちゃうんだよね。
ダンナも、ワタシもスマホを変えようかどうしようか迷っていると、その時間でイライラし始めてるのが手に取るようにわかって。
その様子見てたらぶっちゃけこっちも頭き始めたんだけど、なんとな~く、しばらく前から思うことがあって。
なんつうか。
ほんと、山ほど頭にもくるんだけど、逆に申し訳ない気分にもなってきたのよねぇ。
たまたま、二十歳そこそこで出会って、なんとな~くな感じで結婚しちゃったけど、26年も、元は赤の他人であるワタシの生活を支えるために働き続けてさ。ほとんど週6日で働き続けてきて。
なのに、嫁は超ド級のわがままヤロウで、財産なんて一切作ることもせず、自分のやりたい放題をやりつくしてきた。(あ。もちろん自分も働いてはきたけどね。)
なのに、中年期に入ってみれば、顔合わせれば文句しか言われず、感謝もされず。
そんなん逆の立場だったら、マジでそりゃ人生失敗だと痛感するわな。
コロナが始まって。
ダンナは持病もあるから結局ワクチンも打ってない。
第一波が始まって、最初の緊急事態宣言が出される前日に同僚としこたま酒を飲み、泥酔して帰ってきた。
ワタシも家飲みで酔ってたけど、その時ばかりは散々に罵倒した。
いい加減にしろ!クソだなっ!自分のことしか考えてないのかっ!?
ダンナは言った。
「別に死んでもいいし。」
性格的に、生きてることに執着がないタイプなのはわかってた。
けど、その時も、あ~、可哀そうな奴だなぁ、と思った。
今さらながら、子供でもいたらもうちょっと前向きに生きられたのかもしれないなぁって。
子供を作らないのも、ワタシの選択だった。自分の幼少期のトラウマからだった。
なので、ワタシ自身は後悔してないけど、この年になるとそんなことも思っちゃう愚かなイソジよ。
今日は、そんなダメ嫁のつぶやきです。
優しい女房に、今さらなれるとは思わないけど、せっかくだからちょっとだけ伝えとくかね。
「申し訳ないね。」
「卒婚とかしてもいいぜ。」
「解放してやってもいいぜ。」
「渡す金はないけどなっ。」
たぶん、そのせいで、彼はこの家を出ていくことは出来ないだろう。。。
やっぱり可哀そうに( ;∀;)。
中年ヤバめ夫婦に愛のぽちっを。