ざっつアライ

雑なイソジですみません

昨日は猫の日でした。

一日遅れだが、昨日は猫の日だったそうだ。しかも、2022年2月22日。にゃんが六個もある日で、ネコ界隈ではちょっとしたお祭りだった、のかな?

 

 

えっと。アライも実はけっこうな愛猫家でした。でした?です?

 

 

今は10歳になるらくさんがお一人で君臨されておりますが、同居のアニキのとこに所属するらんまる・ポンタというおばあちゃん猫と、飼い主を都合のいい時に変えてるような、黒猫ふくさんの4匹がご存命で。

 

 

 

ある時期、野良猫の子猫が入れ替わりやってきた変な一年がありまして、総勢で11匹という大所帯になったこともありました。

 

 

そんななかでもワタシには一生忘れられない猫がいます。

 

名前ははなとだいすけ。柄は全く違いましたが双子でした。

 

 

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シャムネコ風なのがはな。キジトラくんがだいすけ。



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実は、このはなさんの話をnoteで書いてみたのですが、途中から一向に筆が進まなくなりました。書き出したことを若干後悔もしたりして。

 

note.com

 

 

書き始めて気づいたのが、まったくもって彼女らの死を消化してない自分なんだなぁってことでした。

 

ハッキリ言って、3年経ってもペットロスは完治しておらずです。はい。

 

 

 

そして、仕事を辞めるのも、彼らの死に関連してたことを思い出しました。

 

 

 

3年前。

 

人手不足から、毎日仕事中は倍速で体を動かさねばならない日々が続きました。

調理しながら、ヘルプで来た他センターのスタッフに作業指示をしながら、入社一週間の新人にやることを教えて、その間にコーヒーを作る。。。。。という日々を3カ月ほど過ごした夏ごろ。

 

「そろそろ体がヤバそうだなぁ。このままだと病気になるか下手したら死ぬな。」

 

と心身共に限界を感じ。

 

 

持病のあったはなさんは、毎月の通院が欠かせなかったのですが、その月だけどうにも休むことが出来ず、病院に行くのをさぼってしまいました。お薬だけアニキに取ってきてもらって。

 

翌月終わり頃に病院に行って先生に診てもらったのですが、不思議なことに、診察台に乗った瞬間に、ワタシも先生も異変に気付きます。なんだか急におなかがパンパンになってないかい?って。

 

逆に言うと、なんでその時まで気づかなかったんだろうってくらい。

 

 

診断は末期の肝臓がんでした。

 

 

今まで毎月一回の通院を欠かしたことはなかったし、3カ月にいっぺんは血液検査もしてきてます。持病があったから、もちろん普通の子よりも弱い部分はあったけど、それにしたって末期がんを見落とすってありえないって。

 

ず~っと、大事に大事にしてきたつもりだったのに、最後はもう何もすることも出来ず、はなは2週間でワタシの元から旅立ちました。

 

 

考えたら、はなが亡くなってすぐの10月に、最初の退職の申し出をしてたんだった。

 

年末に人が入るからと辞めると決まっていたのに、そいつがとんずらしたので慰留されます。

その後また、入社したおじさんが3カ月で辞めて。また慰留されて。

少し考えましたが、契約社員の青年が帰ってきてくれたから仕事もちょっと楽になって、まぁこのままいてもいいかとなんとなく退職を取りやめてしまいました。

 

が、はながいなくなって約半年が経って。

今度はだいすけがまったくご飯を食べれなくなって。

 

だいすけも2年ほど前から下痢が収まらず、慢性腸炎と診断されていました。整腸剤やら抗生剤なんかで調子を見てきたのですが、やはりその日、診察台に乗っただいの姿が半年前のはなの姿そっくりになってることに気づいて。

 

 

まさかの、はなとまったく一緒の診断でした。

 

 

 

先生からは「たぶん、2,3年前に発症してたわね。」と言われ、だったら慢性腸炎って診断はなんだったの!?と、正直怒りも感じました。

 

だいすけはその日以来まったく食べることが出来なくなり、はなよりも短い1週間でこの世を去ります。

 

 

 

あまりにも衝撃的でした。

 

なんで?どうして?という思い。

 

 

けど。

 

もう一方で確信したのです。

 

 

 

 

 

 

 

あ~。ワタシの代わりに逝っちゃったんだなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

 

自分でも不思議なくらい、腹水でパンパンになったお腹になるまで気づきませんでした。仕事に追われ何もかもがおざなりになり、自分のことでいっぱいいっぱいになって、彼らをちゃんと見てなかったんだってこと。

 

その間、きっと彼らは疲弊するワタシを見ながら、ワタシには見えない”神様”と取引をしたんだろうなぁって。

 

 

 

今でも思い出すと、会いたい気持ちと申し訳ない思いが溢れます。

 

あの世に旅立った親や飼っていた動物たちがいますが、正直言って、ワタシが死んだら責め立てられやしないかと思う相手ばかりです。

 

けど、はなとだいすけだけは、きっとニャーニャー鳴きながら嬉しそうに駆け寄ってくれると思います。彼らに愛されたのは間違いないと信じてるから。

 

思いますが。

 

ワタシの方は、やっぱり会ったらすぐに謝りたいです。もっともっと、出来ることがあっただろうに。

 

 

 

そんなわけで、今は自分を「愛猫家」とは呼べず。敢えて猫の日を避けて書いています。

 

 

 

それでも。今でも猫が大好きです。

 

 

仕事を辞めたら、また保護猫のお世話でもさせてもらえるチャンスがくるのかなぁ。。。

 

そんなこともちょっとだけ、考えたりする今日この頃です。

 

 

 

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