イソジ、家族に弁当を作り始めてみた話。
お疲れ様です。
今日が終わって、あと明日と日曜の出勤で仕事が終わります。
あぁ。。。やっと終わるなぁ。
が、まったく実感なしっ。
なんか、2月も上司のお子さんのコロナ疑惑があって、急な仕事の予定変更なんかがあり、バッタバタした日々を送っていたので全然辞めてく気がしないんだなぁ。来月もふつ~に働きに行きそうな気分です(笑)。
ま。平常心なのはいいこっちゃ。
辞めたい、辞めたいと思い続けて3年。
が、実際は日常を変えるのってけっこうなハードルだったりするので、いざ退職してみたらどうなるんだろうという気持ちも、正直あったりしました。
なんせ40代の、ほとんど全部を厨房であくせく働いてきてしまったからねぇ。
けどやっぱり、辞めると決めて動き出して良かったと思います。
まず、家族に対してイライラしなくなりました(笑)。
というかこの数年、仕事のストレスでかなり家族に対して八つ当たりみたいにしてきたことにようやく気付きました。
こないだのダンナのらぶれたー(?)に思うことを素直に書いてみたのですが、あぁいうことしてみて良かったです。
手紙を書いてみてわかりました。どんだけ自分のイライラをぶつけてきたのかって。
最初は相手に対して「お前の態度がな~。」という気分だったのですが、書いてみると、どんだけ「いや、こっちの鏡だよなぁ。すまぬ。」という気持ちになってきて。
なんというか、そういうほつれから、将来の熟年離婚とかも往々にしてあり得たなぁってすご~く思いましたねぇ。ワタシ側の問題で。
そして、辞めるとなって何がしたいか?って考えたら、
「50代は、家族のために頑張ってみよっかな。」
という、まったくキャラになかった気分がもりっと盛り上がってきました(笑)。
なんというのか…
自分勝手に生きるのも、イソジになると飽きますな。
前に書いた通り、気付いたらけっこうな持病持ちになっていた男衆。
お正月にワタシが言ったのは、
「今年、ダンナは痩せろ。アニキは太れ。」
との言葉でした。
言った瞬間、
『あ。弁当持たせたらいいんじゃね?』
という内なる声が出ました。
ですが、その時はその声をもみ消しました。内なる声を無視。
だってさぁ~、
めんどくさいじゃん。
( ;∀;)。
過去に何度かダンナには弁当持たせてみたのですが、やっぱりどうしてもおかずがパターン化してしまったり、さらに言うと「やってやってるのに感謝がないっ!!」という、してやってる感がどうしても捨てられず。
ダンナもイライラ半分で作られても嫌だったんでしょうね、「面倒ならいいよ。」と言い出すのですぐに打ち切りに。
けどようやく退職が現実となった今月に入って、
「もう人様にお食事作ることがなくなってしまうわけだし、せっかくの技術があるんだから、人生最終コーナーで家族のために弁当作るのもいいかもね。」
という謎のバゲットリストが登場しました。
イソジの不思議な心境の変化です。
ですが、いったん始めたら絶対に続ける覚悟を持たねばならず。
大仰に言いますが、子供のいないワタシにとって毎日弁当を作るのは初めてのこと。
途中で投げ出したら、アニキはともかくダンナからは「ほら~、やっぱり出来ないじゃん。」と悪態をつかれて終わってしまう。それじゃあ意味がないわけで。
なので、まずは完璧に近い準備をと、2月の第一週から弁当レシピ本との格闘を始めました。
とりあえず、一週間分のレシピを立ててみて、おかずが被らないように、パターン化しないようにメニューを立ててみました。
そして肝に銘じたのは、あくまでも、自分のやりたいこととして始めること。
こうして、男衆には唐突ですが2月の14日から弁当をスタートさせました。意味はないけどバレンタインだし。ちょうどいいかって。
唐突過ぎて、二人とも「??????」という顔をしてました。
そりゃそうだ。この愚妻が、この悪妹が、何を始めたのかと思ったんでしょうな。
というわけで、男衆弁当持たせ計画から10日経ちます。
最初こそ「やってやってる感」がむくっと沸いてくるときもありましたが、これもらぶれたー効果で消え去りました。すげぇな、らぶのれたー。あはは。
なんせやっぱ、誰かに食事を作るのはワタシにとって一番の楽しみなんですよね。
他人様にさんざんやらせてもらってきて、それを今さらながら家族に向けるってのも悪くないかな。な~んてね(笑)。
が。
あたしゃ芯からの家族ふぁーすとにはなれないので、朝4時起きのダンナと5時起きのアニキには付き合い切れませんので、ご飯の盛りは各自セルフでお願いしております(笑)。
今のところ、まぁまぁ喜んでる様子なので引き続き、こちらも楽しんでやっていこうと思ってます。
業務連絡。明日はカニクリームコロッケだよ~ん。
イソジにて改心かっ!?