イソジにて思う、次の夢。
職業訓練校に自ら行くのは初めてですが、実はアニキが転職しようとしたときもダンナが前職を辞めた時も、ワタシが強く推し進めてそれぞれ職業訓練校にお世話になったことがありました。
アニキの場合は、それまで事務経験がまったくなかったのですが、ワタシの経験値から、たぶん人から言われた『雑務』をやるには適した性格だと思っていました。なんせ妹の「手下」なので(笑)。
ハローワーク経由の訓練を受けていれば、少しは出来ます!と多少なりともアピールするにはいいんじゃないかと。
そして、彼は今とある会社で営業事務として頑張っています。
ダンナの場合は、単純に失業保険をすぐもらえるところです(笑)。
アニキと違って、ダンナの無職はそのままワタシの生活に関わってくることだったので。
ダンナはポリテクセンターというところで半年、CADなんかの勉強をしました。
が。
両方の話を聞いて、なんとな~く予想はしていたのですが、
正直、職業訓練校の内容では、再就職に繋がるような技術は学べません。
いや。ほかの科目なら、もしかしたらそういう訓練を行ってくれるところもあるのかもしれませんけどね。
アニキの場合は、Wordエクセルの基本コースに行ったのですが、今のワタシと同様、その授業の内容はほとんど試験対策がメインになってます。
ま、「学校」なんで、当たり前にそういう考えなのかもしれないですが、実際の会社で役立つ「技術」習得までは、なかなか厳しいんじゃないかと思います。
アニキは再就職先で、あまりの出来なさ加減に、最初同僚お局様にめっちゃ白い目で見られたそうです(笑)。まぁけど、最終的には職場なんて人間関係なんで、今は仲良く働けてるみたいですけど。
再就職を目指す人間が欲しいのは「実践力」だと思うのですが、この辺の、再就職を目指す人が求める内容に、10年以上経っても訓練校の目指す内容が変わってないのって、やっぱ国の怠慢だと思いますね。はっきり言って。
これ。キャリアコンサルタントに関しても同じような感想を持ちました。
物腰の柔らかそうな男性の担当者さんでしたが、
「アライさんが再就職に当たって不安に思ってることや、期待してることなど自由にお話ください。」
と言われまして、相手からはまったくもってこうした方がいいとかのアドバイスはまったくなく。ただワタシが話したことに相槌を打つだけ、みたいな変な時間でした。
これ、相談会なんすか?文字通りカウンセリング受けてるんすかね???って。あはは。
ワタシの前の順番だった子は、まだ20代のシングルママで。けっこう真剣に相談をしたらしいのですが、
「何を聞いてもはっきりした答えが聞けなかったんですけど、あんなもんなんですかね?」
と憤ってました。
きっと訓練校のプログラムの中で「キャリコンを一人〇〇時間取ってください。」というような、ハローワークからの指示があってのことで、それこそ内容はお仕着せなんでしょうねって。ただ時間を設けたってことの証拠集め、って言ったら言い過ぎですかね。
ちょっと長くなりましたので、続きはまた。