結婚して25年超。ダンナに「順子」と呼ばれたオンナの話。
「おはよう順子♪
行ってきます(^^)/」
と。
LINEメッセージがダンナから届いたら。
あなたならどう思います?
早朝5時前から。
ちなみに。
ワタシの名前は「順子」ではない。。。
順子って誰かねっ!!??
作り話ではないこのお話から始めます。
なめと申します。
いろいろと、残念なごじゅうのオンナです。
数カ月前のある朝。
起きてスマホを確認すると、ダンナからのメッセージが入ってる。
そんな時間に連絡がくることはめったにないので、何か急なことでも起きたのかと見てみたら、上記の内容で。
一瞬だけ、
「ふ~~~~~ん。どこぞの誰と間違えたんだか、バカだんなめ。」
と、呑気な感想が出たが、
イヤイヤちょいと待て。
これって違う違う♪そうじゃな~い♪♪♪
と理解し直してから、頭のなかからジョワー!というか、体の芯からの激震が走った。
おいおいおいおい!!!!
この年になって浮気されるってかぁ!!??
いやぁ。想像もしてなかった衝撃デーの始まりだった。
よもやまさか、うちのダンナにそんな甲斐性が残っていたとは思わず。心の底からびっくりした。
思わず動揺しまくったワタシは、慌てて同居している実兄に電話を入れた。(彼は早朝野良猫さんの世話をしているので、もうその時間は家にはいない。)
「大変だぁ。。。ダンナが浮気してるよぉ。。。びっくりだよぉ。。。あははははは!!」
あまりの動揺で、涙がちょちょぎれていたが、何故か最後は大笑いしてしまった。あまりにびっくりすると、人間て笑っちゃうのよねぇ。
聞かされたアニキの方がびっくりして、
「え~!?・・・何やってんだよアイツ。。。」
と、ちょっとだけ怒りを含んだ言い方をした。
その言葉を聞いて、浮かんだのはこれだ。
「ほんと。
痩せたところで世界は甘くなかったわ。
あははははは。」
実は一昨年。
ワタシは長いこと悩み続けていた肥満からの脱却を図ることに成功していた。
75キロから57キロまで落とせたから、けっこう頑張ってやり遂げたんです。
若い頃はちょっとだけ「ぶいっ!」と言わせてた時期もあり、ダンナには常々、
「あたしゃねぇ、痩せたら無敵なんだよ。
マジで痩せたらイケイケのノリノリに戻るんだからっ!
あんたなんかぽいっとすることも出来んだかんなっ!!」
と鼻息荒く豪語していたのだが、まさか逆にしてやられるとは。。。
けど。
不思議とまったくもってワタシには、怒りの感情が沸かなかった。
浮かんだのは、
「さて?どうするかね?」
という、今後に向けてのことだけだった。
イソジの図太さなんだろうか。
世の中、ダンナに不倫されてひどく傷つく人のブログなんかはたくさん溢れてるけど、案外ワタシくらいの年になると、さばけてきちゃうのかもしれない。
だってしょうがなくない?人の感情なんて、一番どうにもならないもんなんだから。
まず、うちのダンナが誰かに恋をする、という感情が残っているのなら、それはそれで大事にしてやらんとならんと、と思ったりした。
奴の性格上、もしほんとに付き合ってる人がいるなら本気なんだろう、と。
まぁ、そんならしょうがないよなぁ。ってね。
長い間、嫁だからってだけで扶養してもらってきたんだから、この辺でいわゆる『卒婚』?とか?・・・まぁ、別の道を行くならそれもまた仕方ないことかなぁ。。。
とね。
我ながら思ったのは、完全に「家族」として問題を捉えてるんだなぁってことでした。
初めて、自分の中で、ダンナに対して「母親」みたいに思ってるところがあることを知った。
ほんと、「うちの息子がすみませ~ん。」的感情。
正直、一番考えたのは今後の収入源のことだけ(笑)。
あぁ。ちゃんと働かないとなぁ。イソジにて正社員に戻るのか?けっこうきついなぁ。。。けどしょうがないよなぁ。これからは一人でやってかなきゃ。。。
ダンナの不貞だから、保険とか解約して全部もらっていいかな?
いや、でも手ぶらで家から追い出すってわけにもいかないかぁ。。。
そういえば、いったいいくらくらいの現金がうちにはあるのかなぁ。。。
あぁ。こないだ家の屋根塗り直したから、あれも慰謝料の一部に考えないとなのかなぁ。。。。。。。。。
世の中金です!
あはは。
そんなワタシが送る、雑なオンナの残念なブログを始めます。
あ。
ダンナはその日、バカ面して帰ってきて、
「浮気じゃないよ~~~ん♪
飲み屋のねぇちゃんからかっただけだよ~~~ん♪
ヤキモチ焼いた~???ヤキモチ~~~???」
とへらへら笑いながらワタシの隣に座ってきたので、思いっきり禿げ頭をぶっとばしときました。
それでこの話はおしまいです。
内容が無くてごめんなさい。
ではまた明日。