東京会館クッキングスクールで教わった「ロールキャベツ」
年末に指をざっくり切った、もうすぐ元調理師・なめダス。
年明け料理に久々にブイヨンを取って料理をしようと頑張っていたのですが、ブイヨンを取った段階で負傷してしまったので、大事なスープを冷凍保存しておりまして、今日ようやっと、本格ロールキャベツに変身していただきました。
4年ほど前、東京会館クッキングスクールというところで、1年間フレンチの基礎を習わせてもらいました。
東京会館で実際に料理長をなさっているシェフが教えてくれる、本格フレンチが習える料理教室ということで、とても貴重な料理教室体験でした。
基礎コースでは、本格カレーやパイ生地の作り方など、基本的ではあるけども、実はものすごく大事な部分を丁寧におしえてもらいました。
なかでもブイヨンは基本中の基本。
手作りブイヨンで作った料理は、ほんとに家庭の味からどど~んとレベルが上がります。我ながら素晴らしくおいしいです(笑)。
この教室で、一番学んだことは、「塩分」の大事さです。
正直、ブイヨンだけだったり、カレーのルーだけでは、味っておいしくないんです。そりゃそうなんですよね。「味」が入ってないから。
けど、塩をちょっと入れただけで急激にブイヨンやルーのなかの「うまみ」がぐっと押し出されてくるんですよね。塩味はもちろん、甘味や辛みも出てくる不思議。
それを知ったときはほんとに驚きました。
フレンチなんで「バター」もけっこうな量使うんですけど、そのバターの塩分も然り。
すご~~~~く凝ったお料理も、ふたを開けたら全部「塩」で決まっていたんだなぁと、とても勉強になりました。
現在、家庭用に出されている調味料には、何かしらの添加物やら混ぜ物が入ってしまってるので、そういう、本来の「塩味」の違いを見極めるのって難しくなってるのかな?とも思います。残念ながら。
ほんとにおいしいものって、雑味のないものなんだよな~って思います。
ブイヨン自体は、野菜の残った部分と鶏ガラを煮込むだけで簡単に作れるのですが、何しろ時間がめちゃくちゃかかります。
あと、生の丸鶏ってなかなかの迫力があるからね~(笑)
けど、ほんとに味にうるさいうちのダンナが、
「野菜の味が染みてうまい。」
と、通ぶったコメントしてくるので(笑)、また作ってあげようとは思います。
中身の豚挽はたったの10gで教わりました!
「ロールキャベツはキャベツをメインに食べるんだよ。」
とシェフに言われ、目から鱗がぼろろん。
確かに、丁寧に取ったブイヨンで似たキャベツのおいしさは、甘さ抜群ですよ~。
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