実は都に行ってきました。①
2月いっぱいで出勤が終わり、3月2日に面接に行ってきたなめダス。
無事に合格することが出来、来週の木曜17日から3カ月間の通学が始まります。
仕事納めをした翌日の28日。
ふと、
『行くなら今しかないかも。。。』
と、急に頭をよぎりました。
そうだ。京都に行こう。
いやぁ。
コロナになってから当然のように行くのを控えていましたが、40代に入って、2,3年に一回は一人旅に出るのが楽しみの一つとなっていました。
特に京都の伏見稲荷大社には、特別の思い入れがあります。
十年以上前かなぁ。
ある占い師さんに見てもらった時に、「あなたの氏神様は伏見大社です。」と言われたのが最初の認識で。
それをそのまま鵜吞みにしたってわけではないのですが、なんとなく心の片隅にペタッと印字された名前。
特に、我が家の毛の生えた長女のミルさんがお還りになったときには、「お世話になります。よろしくお願いします。」とご挨拶にうかがっていたのでした。
ほんとははなが亡くなった3年前、ハワイのマウイ島にある「ハナ」という場所に行くはずでした。
調べてみたらそこもハワイの中でもけっこうなパワースポットとなっていたようで、「はなの挨拶をハナでするって、なんかもう行くしかないやん!!」
と、勝手に盛り上がっていたのですが、コロナ渦中に直撃し、いまだに渡航は叶わずで。
まだまん延防止期間中だなぁとは思いましたが、もし行っても、今なら自己隔離するにしても10日の猶予はあるし。というか今しかないし。
そんなわけで急遽、3日から一泊で京都へ。一人は三回目の京への旅でした。
チケットはいつもこちらでお世話になってます。
いつもなら、こちらのツアーズさんで抑えてる早朝チケットのにして格安が用意されてるんだけど、たぶんコロナの影響で便が減ってるんですかね?普通に昼くらいに出発の便しかありませんでした。
けどまぁ今回は、あまりあちらこちらに動き回らず、さくっと行きたいところだけ行くつもりだったので11時の便の予約をし、お昼は大人しく車中にてお弁当を食べました。
今回、調べがちょっと甘くて、ワタシとしたことが駅弁も買えずがっかり(笑)。駅構内にあるコンビニで、普通のおにぎり弁当とか買っちゃって。
だから変な写真しかないの。
お弁当ギリギリに買うことになっちゃったのは、新幹線で新しい本を読もうと書店に行ったんだけど、読みたかった本がことごとく売ってなくて、ずっと書店でくるくるしてたからなんですよね。
いろいろ迷ったんだけど、ドラマでいつも美味しそうなものが出てると決まって監修されてる飯島奈美さんの始めてのエッセイ本を見つけて、それを拝読することにしました。
たまたま行く前に、ネトフリで「かもめ食堂」を再見してたのもあってタイミングもよく。
新幹線の中で揺られながら、
『あ~。そういえば今日ってひな祭りじゃんねぇ。』
と、ふと思い出しまいた。もうそういう行事って、イソジにはほとんど関係ないしね(笑)。
前だったら職場で必ず季節行事に絡んだメニューを作ってたんだけど、この数年そういう催しもなくなっていよいよ気付かず過ぎ去っていってたから。
でも京都辺りなら、なんか関連するメニューとかお菓子とかあるんじゃないだろうかと調べてみたところ、やっぱり「ひちぎり」という、桃の節句に食べる上生菓子があることを見つけました。
実はワタシ。
5年ほど前に和菓子教室にも通っていまして、ディプロマの資格も持ってます。
が、「豚に真珠」状態でまったくもって今後の人生で使うことはないと思うのですが。
なんせ、あんこそんな好きじゃないし(笑)。あはは。
けど、やっぱりせっかくの季節限定商品。見つけた以上、京都に来れた以上、一度は口に入れとかなきゃ。調理師として、あ、元調理師として、食したことのないものはやっぱり興味があります。
さらに調べてみると、嵐山にある有名な和菓子店で売られてるのを発見しました。
お~~~~~。嵐山かぁ。まだ踏み入れてない地だなぁ。
なんとなく、京都駅からどえらい遠いようなイメージがあった嵐山だったのですが、JR線なら20分ほどでいけることを始めて知りまして、それならこの機会に行ってみようと。
そんなわけで伺ったのはこちらの和菓子屋さん。
食したのはこちらでした。
下はうぐいす餅かと思ったら全部あんこでした。
味の評価は・・・甘すぎず良かったです(笑)。
甘い物好きなわけじゃないのでうっすらした評価しか出来ず申し訳ない。
ま、季節限定の京都菓子を、渡良瀬橋のたもとで食するということが、最大の贅沢だなぁとしみじみ思いはしました。
あ~。。。ようやっと自由の身だなぁ、とね。
その後、嵐山を代表する「竹林の路」を散策しました。
さすがにまぁまぁ人手はありましたが、混雑ってほどではなく。
もうそれだけやったらとっとと移動しましょうと、せっかくなので宿までの帰りは嵐電に乗ってみることにしました。
2両編成で、街中を走っちゃう嵐電。路面電車だからこその道端駅に衝撃を受けます。
見た目がかわいい嵐電。
信号で止まる電車って、なんかやっぱおもしろいですね。
ちょっと長くなったので分けます。